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保湿に気を付ける

カユミから、悪化へつなげないために

「アトピー性皮膚炎で一番ツラいこと」を聞くと、「耐えられないカユミ」だという人が私を含め、多いことに気づかされます。
顔の表面にできてしまう炎症や湿疹などもイヤだけど、「カユミは耐えられない」と、掻いてはいけないと分かっていても、掻いてしまう。
このカユミは保湿をすることで、改善することには、気づいていらっしゃるでしょうか?

肌の乾燥がカユミの原因となっている場合が多いのです。
そして、「カユイ耐えられなくて引っ掻く悪化ますます痒くなる」というサイクルをたどることが多いのです。
まず、このサイクルを断ち切るには、保湿のための軟膏をこまめに塗ることです。

入浴後だけでなくて、一日に何度も塗ってください。
とくに冬場や夏場でも冷房の効いた室内にいる場合は、なおさらです。

軟膏を塗る場合はぬるま湯にタオルか、ガーゼを浸して、よく絞って拭いてから。
アルコール分の入ったぬれティッシュなどは、絶対にダメ。アルコール分が肌への刺激になってしまいます。
保湿剤の場合は、すりこまずに薄く塗るのがコツです。

たくさん塗ったからといって、保湿力がアップするわけではありません。
少量を何回も塗った方が効果的です。保湿剤は予防的な保護膜です。
子供の場合、カユミに耐えられず、掻いてしまうことがよくあります。それを防ぐ意味でも、保湿には気をつけましょう。

保湿剤でカユミが治まらない時は

ここでひとつ気をつけて欲しいことがあります。保湿剤でも治まらないカユミの場合は、保湿剤が湿疹等を悪化させてしまうこともあるということです。
その場合には、その旨を医師に告げて、他の薬を処方してもらう必要があります。
症状によって、ステロイド剤が処方されたり、ワセリンを処方されたり、かゆみ止めの内服薬を処方されることもあると思います。

 
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