このサイトでは、自宅でのアトピーのための自宅での入浴法を紹介しましたが、それでは温泉はどうなのでしょうか?
昔から、日本の温泉には美肌の湯とよばれる温泉がいくつもあります。
また、皮膚炎によいという温泉もあります。とくにアトピーによく効くといわれているのは、食塩泉と酸性硫黄温泉、海岸泉、硫酸塩泉です。アルカリ性の単純泉もよいようです。
もちろん、温泉に入るだけで完治するわけではありませんが、皮膚の清潔を保つのはもちろん、ストレスにもいいからです。
アトピー性皮膚炎は、引っ掻くことによって、皮膚表面に黄色ブドウ球菌が繁殖することで悪化することがあるのですが、温泉にはそれを食い止めてくれる効果があるのです。
温泉に入る場合ですが、あまりお湯の温度が高いところは避けましょう。
肌があまりにもピリピリする時は、無理は禁物です。また、肌が急激に暖まりすぎると、カユミを誘発します。
食塩泉以外は、入浴後はシャワーで温泉の成分を流したりせずに、温泉の成分が肌に残るように、やわらかいタオルでやさしく押さえるようにふきます。
温泉を選ぶ時に気をつけたいことは、循環式の温泉はなるべく避けましょう。
温泉掛け流しの温泉の方が清潔です。また、食塩泉の場合は、入浴後、シャワーで流さず、塩分が身体に残るとカユミの元になります。
温泉の効果を自宅でも得るための温水療法もあります。
これは、自分にあった入浴剤を入れたぬるめのお風呂に一日に最低2回、30分から1時間はいるというもの。
その場合、水道水の塩素は浄水器などで、なるべくとりのぞくとよいといわれています。
いずれにしろ、アトピーがよくなったと感じた後に、リバウンドがくることもあります。
そのとき、医師にかかるのなら、温泉に行ったことや、温水療法をしているということを告げた方がよいと思います。
そうでないと、単純な悪化と一緒にされて、強いステロイド剤を処方されてしまうことがあるからです。