アトピーの人は、免疫力が落ち、皮膚のバリア機能が弱くなっています。
そのため、いろいろな細菌に感染する危険性があります。そして、その結果として、合併症を併発することがあるのです。
合併症をむやみに怖がる必要はありませんが、こういうこともあるということを覚えておきましょう。
「ヘルペスウイルス感染症」子供がかかる水疱瘡もヘルペスウイルス感染症の一種。
大人では帯状疱疹が発症。抗ウイルス薬が効きます。
「伝染性膿痂疹(とびひ)」赤い発疹ができ、掻くと伝染します。
抗生物質の内服、外用薬が必要です。
「伝染性軟属腫(みずいぼ)」は、ポックスウイルスというウイルスが原因で、腕や胸、脇の下などに少し水を持った「いぼ」のようなものができます。
掻くと中の水が飛び散って、他に感染します。
特効薬はなく、自然治癒を待ちますが、完治には数ヶ月かかります。
「白内障」は、見るものがぼやける。目がかすむ。まぶしく感じる。物が二重、三重に見える。
これらの症状がある場合は、要注意です。眼のレンズである水晶体が白くにごる病気で、手術が必要になります。
「網膜剥離」は、視野に欠けているところがある。急に視力がなくなる。蚊が飛んでいるように見える。
このような症状にも注意が必要で、早急に眼科の診断を受ける必要があります。失明につながることもあります。
眼の病気の場合は、「物が見えづらい」といった症状の場合でも、「白内障」「網膜剥離」のことがありますので、眼科で診察してもらう必要があります。