親がアトピー体質の場合、残念ですが、子供にアトピーが遺伝することがあるようです。
もちろん、親がアトピーでない場合でも、子供がアトピー性皮膚炎になることはあります。
家族にアトピー以外のアレルギー疾患を持つ場合も注意が必要です。
早い子供だと、生後2〜3ヶ月の頃、顔に湿疹ができはじめます。
それから、徐々に身体にひろがっていくという過程をたどることが多いようです。
子供の場合の原因は食べ物のことが多いのですが、その他にもホコリや花粉などの外的要因に起因することもあります。
子供に湿疹ができると、最近の親たちはまず「アトピーじゃないかしら?」と疑います。
しかし、そこで皮膚科医に行くかというと、アトピーと診断されるのが怖いせいか、なかなか皮膚科に行かない人もいるようです。
早い段階で、アレルギーの要因を特定し、そのアレルゲンを除去することは、それ以降の子供の健康にとって大切なこと。
きちんと検査をしてもらいましょう。とくに3等親以内に、アレルギー性の疾患を持つ家族がいる場合は、そのことを医師に告げた方がよいと思います。
子供のアトピーは治ることが多いものです。
怖がらずに診断を受け、適切な治療とケアをすることが大切です。
子供の場合、かゆみが強く出る場合もあります。
そうなると、いくら口でいっても子供はかくことをやめられず、炎症が悪化してしまうことが多いのです。
「我慢しなさい」といっても、子供には我慢がききません。それほどのかゆみを伴うこともあるし、「我慢しなさい」といわれることと、掻くことをやめられないジレンマでストレスが溜まり、アトピーが悪化ということもあります。
どうしても子供が掻くのをやめられない時は、どうしたらよいのでしょう?
親もかゆみに同調してあげてはどうでしょうか? 「かゆいんだよね。掻きたいよね。でも、掻くと、もっと痒くなっちゃうからやめようね」と教えてあげましょう。
「掻いちゃダメ」だけでは、子供にはカユいのに、どうして掻いてはいけないのか分からないのです。
そして、親の手をキレイに洗い、氷で冷やして、かゆいところをさすってあげましょう。
外用薬を塗る時に、子供を裸にすると、子供は身体を掻きたくて、掻きたくて、たまらなくなるようです。
そんな時に試してください。皮膚をキレイにして、子供がかゆがっているならさすってあげて、子供が落ち着いてから、外用薬を塗ってあげましょう。
眠りにつく前もかゆみはつらくなります。
新陳代謝が激しい子供は、布団に入ってから、1時間ぐらいの間、汗も出てきてしまいます。
それがかゆみにつながるのです。そんな時は、子供によりそってあげてください。汗を拭いてあげたり、身体をさすったり、子供の好きな本を読んであげたり。
親も子供が眠りにつくまで、ついていてあげてほしいものです。